双子とガジェット

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家電: 加湿器 Panasonic FE-KXT05/FE-KXU05

11月に入り気温が下がってくるとともに空気が乾いてきました。そろそろ加湿器の出番です。我が家ではリビングルーム、仕事部屋、寝室の3箇所でそれぞれ種類が違う加湿器を使っています。今回は寝室で使っている加湿器、PanasonicのFE-KXT05について書いてみたいと思います。

Panasonic FE-KXT05

購入したのは2020年11月ですので、すでに2回の冬に使ったことになります。現行モデルはFE-KXU05ですが、サイトを見たところほとんど変わりはないので、使用感は変わりないと思います。
パナソニックの公式サイトはこちらです。
panasonic.jp
Amazonから購入できます。

加湿方式

加湿器の加湿方式として超音波式、スチーム式、気化式があります。子供たちと一緒に寝ている部屋で使うため、ヒーターがあって暑い蒸気が出てくるスチーム式は安全を考えると利用できません。超音波式は雑菌が乗りやすいと言われているのでこちらも避けたいと思いました。そこで候補に上がったのが気化式でサイズ感からこちらの商品を選びました。
気化式は加湿フィルターに空気を通して加湿していくのですが、その際に空気を送るためにファンを回すため音が大きめだと言われています。実際に寝室で利用していますが、おやすみモードで稼働させていて騒音が気になったことはありません。子供たちも気にせず寝ているので、大丈夫なのではないかと思います。また、ヒーターなどを使わないため、気化式は電気代があまりかからないと言われています。今年の冬は電気代も高止まりしそうですので、ここは良いポイントかと思います。
気化式で気になるのは、出てくる空気が冷たいことかと思います。確かに空気の吹き出し口に手をかざすと冷たさを感じますが、この加湿器は上側に出るので今のところ問題を感じていません。

日々の利用

我が家では、8畳の寝室で夜間に利用しています。いつも自動のおやすみモードで動かしていますが、十分に加湿されていると思います。去年の2月のとある日の湿度の推移です。19時くらいからつけ始め、着々と加湿されていっている様子が見えると思います。夜間は50%をキープしています。そして朝起きて止めた途端に湿度が下がっていっています。

湿度の推移

タンクは500mlでそこそこ大きめかと思います。一度給水すると真冬の乾燥している時期でも数日は持ちます。タンク自体を取り出して給水できるので流しで給水し蓋を閉めてそのまま持ち運ぶことができます。フルに水を入れるとそこそこの重さがありますが、取っ手がついているので持ち運びに問題は感じないかと思います。

タンク

給水が必要になると前面の給水ランプが点きますが、タンクの残り水量は取り出さなくても確認できるので、少なくなったら入れるようにしています。

水の残りを確認

子供がいる家庭で使う際のいいポイント

子供はどうしても家電のスイッチを押します。この加湿器にはチャイルドロックがあるので、これを有効にしておくと子供が意図せず勝手に起動していた/止めていたを避けることができます。チャイルドロックを有効にするにはチャイルドロックボタンを長押しします。今のところ、偶然数回突破されたことがありましたが、子供が意図的に解除できたことはありません。

子供はスイッチを触る

あとは寝室で夜間に使うため、極力インジケーターの明かりを抑えたいと思っています。一番明るいのは、現在の湿度を示す前面のインジケーターですが、こちらは明るさ切替ボタンを長押しすることによりオフにすることができます。

現在の湿度を示すインジケーター

それ以外に上の面に現在の運転状態を表すランプがあるのですが、当たり前ですがこちらはオフにはできませんでした。しかし、子供の寝が悪くなるのを避けたかったので、マスキングテープの黒と白を貼って明かりが漏れないようにしています。

夜間の運転でつくランプはマスク

子育てをしていると何かとマスキングテープの出番はありますね。

あとは形状が四角い形で安定しているのもいいポイントかと思います。寝室の中で特にガードする柵の中などにないので、常に子供が触りますしなんなら揺らします。そして特に男の子は乗れるものはなんでも乗りますので、頑丈なのもいいポイントかと思います。

子供は登れるものには何でも登る

メンテナンス

この加湿器のメンテナンスとしては、主に空気の取り込み口のフィルターの掃除と加湿フィルターのメンテナンスをしています。
空気の取り込み口は背面と側面の2箇所です。2週間に一回くらいのペースでここのフィルターを外して掃除機で吸い取っています。

空気の取り込み口

加湿フィルターは内部にあります。側面の空気の取り込み口のフィルターを外し、反対側の水のタンクを外すと加湿フィルターの乗ったトレーが取り出せます。このトレーをスポンジなどを使って水洗いをして、加湿フィルターをもみ洗いします。説明書では水でもみ洗いと書いてあるのですが、数ヶ月使っているとちょっと東京湾みたいな匂いがしてくるので、うちではバスマジックリンをスプレーして、給湯器が出せる最大の温度60℃のお湯をかけて、少し冷めたらもみ洗いしています。ここはフィルターのお手入れランプが付いたら洗っていますが、大体1ヶ月に一回くらいのペースです。

加湿フィルター

なお、このフィルターの寿命は10年とのことです。ただ、数年使ってくると汚れが落ちにくくなってくるので、交換部品もあまり高くなく売っているので交換をしてもいいかもしれません。

この加湿器をすでに数年使っていますが、メンテナンスも簡単で子供がいても安全に使えてとてもいい製品だと思います。