今年(2024年)3月に4歳の双子男子を連れて家族4人で台湾に旅行に行きました。今回は台北のみに滞在し、九份などの郊外にも出ずもっぱら台北市内で過ごしました。
この記事では、子連れでの台湾旅行の市内の移動手段について書いてみたいと思います。
まず双子のスペックですが、普通に歩けます。4歳になりたての頃はベビーカーに乗りたがっていた時期もありましたが、今は卒業して自力で歩いてくれます。なので、今回の旅行でもホテルでベビーカーを借りるなどの必要はありませんでした。ただ、疲れると抱っこを求められます。まだ歩くスピードが遅いのと興味のままに寄り道するので、大人が歩く倍以上の時間がかかります。そして、突然走ったり車への注意がちょっと薄かったり海外で事情もわからないことから、歩くときは基本的に手を繋いで歩きました。
台北で使った移動手段は以下の3つです。
- タクシー
- Uber
- 地下鉄
ここからはそれぞれの移動手段について書いていきます。
タクシー
今回泊まったホテルは空港から近かったので、タクシーで移動することにしました。今回の空港は台北松山で、台北の市街地の真ん中にある空港です。空港自体はこぢんまりとしていて、タクシー乗り場は出口を出てすぐでした。そこにいたタクシーに乗ったのですが、今回泊まったホテルがAloft Taipeiでそこまで有名なホテルでなかったこと、ホテルのアプリで出てきた住所が英語表記だったことから、行き先が分からないと言って出発できませんでした。Google Mapで地図を見せたのですが、それもだめ。結局ホテルのアプリで現地語で住所を表示するという機能を見つけられてやっと出発できました。台湾はあまり海外という感じがしていなくちょっと油断していたことも否めませんが、初っ端から海外に来たことを感じさせられました。しかも、その間ずっとメーターは回りっぱなしで、あまり遠くなかったのですが、想定してた値段の1.5倍くらいになってしまいました。
Uber
事前に調べたところ、台湾での配車アプリは東南アジアで多く使われるGrabではなくUberのようでした。もともとUberのアプリ自体は入っていたので、それをそのまま使えました。
サービスのタイプはいくつかあったのですが、普通のタクシーを呼ぶUber Taxiをもっぱら利用していました。
アプリで事前に行き先を指定できるので、言語的な不安もなく、タクシーの時に起きたトラブルも全くなく快適に移動できました。配車されてきたタクシーはどれも清潔で、ドライバーさんの運転も荒い感じはあまりしませんでした。外国人だからかドライバーさんからあまり話しかけられませんでしたが、一人だけ子供が日本にいて愛着があるのか、日本の地名をいろいろ話しかけてきました。僕たちは全く台湾語が話せないので意思疎通はできませんでしたが、楽しく過ごせました。
車自体は結構簡単につかまります。そしてあまり待たずに指定したポイントに来てくれました。配車された時点で、車種とナンバーが通知されるので、来た車を間違えることなく乗れるのも安心です。
シンガポールでGrabを使ったときは子供連れだとチャイルドシートがいるようで乗車できないことが結構あったのですが、台北のUber Taxiは子供は膝上で大丈夫でした。
料金は目安としては3km 10分くらいで150台湾ドルくらいでした。日本円にすると800円いかないくらいですので、結構気軽に使えるのではないかと思います。
MRT
タクシーではちょっと遠いかなと思うところは、MRTで移動しました。泊まったホテルが中山小の駅のすぐ近くだったので便利でした。台北101とか中山駅の近くのデパートとか駅直結のところに行く時はMRTを使うのが良いのではないかと思います。
MRTはカードを改札でかざして乗るタイプです。今回は1日乗車券を買って使いました。1日乗車券は買ったその日のみ利用可能な1日乗車券が150台湾ドル、24時間使える24時間券が180台湾ドルでした。他の種類もあるようですが、今回の旅では2日目に1日乗車券、3日目の昼ぐらいに24時間券を買って帰国の日の4日目の午前中まで使いました。購入は駅の有人カウンターで、支払いは現金のみでした。このカードが手に入るとかざすだけで改札を通れます。子供連れだと切符を買うのも手間なので、そこまでMRTに乗らないので金額的に元が取れなかったかもしれませんが、便利なので買ってしまいました。未就学児は無料で乗れました。
MRTは結構頻繁に来て便利でした。乗り換えは結構歩くところもありますが、東京の地下鉄のように複雑ではない感じです。
台湾の人たちは本当に優しく、子供連れだとかなりの確率で席を譲ってもらえました。