双子とガジェット

双子育児で役に立った電化製品やガジェットを紹介していきます。

エアコンショッピング:お店廻り

数日前にエアコンが壊れた話を書きました。
gadgetandtwins.hatenablog.com
修理に10万かかるとの見積もりでしたので、新しいエアコンを買う方向で検討をし始めました。

現状整理

現状のエアコンは品番をみると18畳用(5.6kW)のようです。隠蔽配管になっていて、現在のエアコンに合わせて2分3分の配管が入っています。
現状のエアコン18畳用(5.6kW)で時々もう少しパワーが欲しいなと感じていたのと、部屋が勾配天井であることや下り階段に接続していることなどからサイズアップを考えました。次のサイズ20畳(6.3kW)になると多くのメーカーの機種で配管が2分4分になるので、現状の2分3分の配管を交換するのが隠蔽配管ではリフォームが必要な大掛かりな作業になり、ここはまず断念しました。

隠蔽配管について詳しく分かっていなかったのですが、修理にきてくれたサービス員の方に聞いてみると、特定の機種を除いては配管の仕様さえ合えばどのメーカーのものでも設置できるようです。今日立を使っているので、次も日立でなければいけないというような縛りはないようです。

設置場所に関しては天井やカーテンが干渉するなどの縛りは特になさそうです。

お店探し

実際にいくらくらいが相場なのかも分からなかったので、近所の家電量販店に行ってみることにしました。家の近所の駅の周りには、ケーズデンキビックカメラノジマがあります。それぞれ行ってみることにしました。

ケーズデンキ

近所のケーズデンキは、どこかのビルのテナントではなくケーズデンキ専用の建物です。無料の駐車場もあり、広々しています。エアコン売り場に行ってみると、各メーカーから派遣されている販売員が待ち受けていました。どこのメーカーか決めている訳ではないので、とりあえず声をかけてくれた販売員の方のお話を聞いてみることにしました。三菱の方でしたが、最近のエアコンのグレードごとにどのくらいの機能が積まれているかの傾向や隠蔽配管で設置するときの注意点などいろいろ細かく説明してくれました。ただ、やはり自分のメーカーの商品の優位性を推してきます。まだどこのメーカーか決めておらず、各メーカーのいい点悪い点を率直に聞いてみたいと思っていたので、特定のメーカーの色がついている感じだと、ちょっと厳しく感じました。もうメーカーの選定が済んでいる場合は、そのメーカーの販売員の方を見つけて話を聞けばより詳しく説明してくれると思いますので、いいかもしれません。三菱はいろいろ取り外して奥まで掃除できそうなところに魅力を感じました。
ここで全体の相場感として、18畳用では、

  • フィルターの自動掃除がついていないプリミティブなモデルだと15万円近辺
  • 掃除機能がついていろいろ機能が充実してくると20万円中頃
  • 省エネ性能が高く各メーカーのフラグシップモデルになってくると30万円を超える

といった感じでした。省エネ性能が高いモデルだと電気代で年間数万円効いてくるようなので、数年で元が取れそうです。一時的に出るお金は厳しくなりますが、このあたりは考慮に入れてもいいポイントかもしれません。
去年モデルもちらほらある感じでした。ディスカウントは各メーカーの販売員さんに委ねられている感じです。

ビックカメラ

イトーヨーカドーの3階に入っているお店です。
エアコン売り場に行ってみたのですが、人がほとんどいませんでした。これは買いに来ている人も販売員も両方です。陳列もちょっと低めの棚にエアコンが設置されていて微妙に見にくい。ちょっと待っても販売員っぽい人は現れなかったので、エアコンにあまり力を入れてなさそうでした。ということで、ここには長居せずに早々に退散してきました。

ノジマ

東急百貨店の5階に入っているお店です。昔は百貨店の建物ではなくちょっと離れみたいなところに入っていたのですが、百貨店のビルの中に移転して来た時はちょっと驚きました。百貨店の5階のフロアの半分くらいがノジマですが、そこそこ広めです。
エアコン売り場は壁に陳列されるためか、お店の中では端の方にありました。買いに来ている人もそこそこいる感じで、販売員さんもちらほらいます。エアコンを見ていたら、結構すぐに声をかけてくれました。メーカー派遣ではなく、ノジマのスタッフのようで、特定のメーカーに特化してはいません。今回はメーカーを絞ってはおらず、それぞれのメーカーの特徴を聞きたかったので、中立な意見を聞けて助かりました。
GW中だったので、まだ去年モデルもちらほら残っていて、こちらに関してはかなりのディスカウントが提示されていました。売値は表示されていますが、最終的な価格は販売員さんに聞いてみる感じでした。
そして驚いたのは東急カードで買い物をすると、東急のポイントがきちんとつくこと。しかもそのポイントはボーナスポイントの対象になります。東急経済圏で生きている人にとっては魅力的です。
提示されている値段は、ケーズデンキよりこころもち高めに感じました。

メーカーごとの特徴

ざっと販売員さんのお話を聞いているとメーカーごとの特徴が見えて来ました。

日立

日立は比較的値段が抑えめで出ている印象でした。一番最初に熱交換器の洗浄を出してきてそれを売りにしている感じですが、他のメーカーも出してきていて後発の方がちょっと使い勝手が良くなっているような印象でした。
エアコンのファンを掃除する機能があるのですが、このブラシがカビの原因になり、匂いを発してしまうので、あまりおすすめしないと複数人の販売員さんが言っていたので、ここはちょっとマイナスポイントかもそれません。
あと、僕自身今回故障したエアコンは日立で、同じ時期に入れた他の日立のエアコンも室外機の故障で一回修理にきてもらっていたので、信頼性でちょっと不安を感じていました。

三菱電機

ケーズデンキで三菱の販売員さんにかなり長めに話をしてもらったので、他のメーカーよりもちょっと詳しくなりました。売りはフィルターだけでなくフラップのあたりも外せるため、かなり深くまで掃除できることでした。この機能は良いと思いました。

ダイキン

今回は家のエアコンが故障したことがエアコン購入の始まりだったので、信頼性が大きなポイントで、どのメーカーが信頼性の面で良いか聞いたら、ダイキンがおすすめとのことでした。複数の販売員さんが言っていたので、そうなのかもそれません。マイナスのポイントとしては、提示されている価格がちょっと高めなところでしょうか。
あと、上位機種に付いている冬に加湿してくれるうるさらXは独自の配管が必要なようで、既存配管がある隠蔽配管ではNGなようです。

パナソニック

最近のパナソニックの家電は、メーカー指定の販売価格で売ることが決められているようで、ディスカウントはメーカーが指定した条件(複数台買うなど)のみで、販売員さんに裁量はないようです。価格もひとまわり高め。メーカーはパナソニックと決めている人以外は選ばないかもしれません。
また、上位機種にフィルター掃除のゴミを配管から自動排出してくれる機能があるのですが、こちらも独自の配管が必要で、隠蔽配管として既存配管が敷設されている場合はNGです。

他のメーカーはすごくこれといった売りやこれといった欠点はないように見えました。
あと、数年前は上位機種だけについていたWIFI接続も多くのモデルで付いています。安めのモデルだと付いていないのですが、オプションのユニットを追加することで対応可能なものが多いようです。

購入したモデル

ノジマで、シャープの最上位機種のR-Xシリーズが30万円ちょっとの値段が20万円ちょっとまでディスカウントされていたので、こちらに決めました。ただ、販売員さんの話によると省エネモデルは奥行きが長くなるため、隠蔽配管だと難しいかもとのことでした。これは現状を見てみないと分からないので、とりあえず話を進めることにしました。このあたりの話はまた別の記事に書こうかと思います。