双子とガジェット

双子育児で役に立った電化製品やガジェットを紹介していきます。

mountain buggy: bagrider

子供たちと旅行をしたい!歩き始めの頃だったので、子供たちが旅行の移動中ずっと歩けるとは思わないので、何かしらの子供たちの運搬手段が必要でした。普段使っている二人乗りのベビーカーですと、飛行機で移動の時は機内に持ち込めなさそうなので預けなければいけないのもちょっと不安、新幹線はドアの幅から乗れるところが限られてしまう、ということで二人乗りベビーカーを使っての移動は諦めました。そこで見つけたのが、mountain buggyのbagriderです。スーツケースの上部に子供が座れるシートがついているようなものです。

mountain buggy: bagrider

チャイルドシートとして

スーツケースのハンドルの部分にパッドをつけて子供のシートになります。子供のシートには5点式のシートベルトがついています。

子供のシート

シートは、パッドの背中の部分が二重になっているので、そこにハンドルを通してパッドが落ちないようにテープで留めるようになっています。

パッドの外れ止めテープ

スーツケースの中にあるタブをジッパーの間に出します。

スーツケースの中からタブを出す

そこに股の部分のストラップを噛ませると、シートの完成です。

股のストラップを噛ませる

パッドはそんなに分厚くはないですが、スーツケースを預け入れる時にパッドを外して中に入れることや他のカバンに入れて持つことを考えると、このあたりがいい塩梅かもしれません。
シートの対応年齢は、きちんと座れるようになってからもしくは9ヶ月から3歳まで、体重は15kgまでです。

スーツケースとして

スーツケースのサイズとしては、52 x 38 x 26cmで容量は35Lなので、小ぶりなスーツケースです。JALの持ち込みサイズが、55 x 40 x 25cmなのでちょっと高さが微妙ですので、厳密にはぎりぎり機内持ち込みNGといった感じでしょうか。もし持ち込んだとしても、これに子供を乗せたまま搭乗することは考えられないですし、子供を降ろしたとしてもよちよち歩きの手を片手で引きながらもう一方の手でスーツケースを持つことを考えると、すんなり預け入れしてしまった方がいいかもしれません。実際、私たちも飛行機旅の時は、このスーツケースは預け入れしました。空港内はベビーカーも借りれますし。

スーツケースの外観

スーツケースの中は、一方がストラップで留める感じで、もう一方は仕切りの布をジッパーで留める感じです。細かい荷物がある場合など、ジッパーの方に入れられるので便利です。容量の感じとしては、ハンドルと補助輪のアームがある関係でストラップ側の深さはかなり浅めに感じました。

スーツケースの中身

スーツケースの背面に、四輪での子供のせモードと二輪での通常のスーツケースとして使うモードを切り替えるダイアルがあります。二輪モードにすると、補助輪のアームがロックされるので、不用意にアームを破損してしまう心配がありません。

モード切り替えのダイアル

旅行で使ってみて

新幹線での旅行2回と飛行機での旅行1回に使ってみました。車輪はあまり大きくないので、床面にギャップがあるとあまりスムーズに走行することはできません。空港は多くの場合とてもフラットなので、とても快適に使えました。新幹線は概ね大丈夫ですが、所々がたんとくるところがある感じでしょうか。子供が小さい頃は点字ブロックを超えるだけでもガタつきがちょっと気になりました。あと、エレベーターに乗るときも扉のところの隙間に車輪が引っかからないかそこそこ気にする必要があります。新幹線含め電車の乗り降りをする際は、安全のため、子供を乗せたまま乗車するのではなく、きちんと降ろしてから乗ることをおすすめします。
スーツケースとしての容量はあまり大きくないので、長期の旅行には向いていません。秋に沖縄に3泊4日の飛行機旅をしたときは、沖縄は暖かいので薄着で行けたこともあり、大人2人と2歳児2人の荷物をこのスーツケース2つに詰めましたが、結構ぎりぎりでした。このあたりがこのスーツケースで対応できる最大限の旅程でしょうか。
と、いろいろと注意点を書きましたが、何より小さい子供と旅行にいけるためにとても助けになるツールです。結構注目されることも含めて、使っていて楽しくなるスーツケースであることに間違いはありません。