双子とガジェット

双子育児で役に立った電化製品やガジェットを紹介していきます。

北海道旅行:道内移動

今回の北海道へのフライトは羽田から新千歳空港への便でした。そこからトマムまでは100km以上あります。そこで、空港についてからホテルまでの移動手段を考える必要があったのですが、ホテルのサイトによると車・電車・バスのいずれかとなっていました。
risonare.com
しかし、バスはどうやら夏には走っていなさそうな感じです。そこでレンタカーで車を借りるか電車で行くかのいずれかになりました。
フライトは12時5分到着予定だったので、これに接続できそうな電車を探してみましたが一番早いのは12:18に新千歳空港の駅を出発する電車で、フライトが予定通りついたとしても、荷物をピックアップして慣れない空港の中を2歳児の双子の手とスーツケースを引きながら間に合うとは思えません。次の電車はそこから2時間以上空いて14:42発でした。

帰りは、13時のフライトに向けて9:46トマム発、新千歳11:14着のちょうど良い電車があったのですが、行きがちょっと時間が空き過ぎてしまうと思い、レンタカーを使ってみることにしました。
レンタカー会社は会社の福利厚生サイトで一番いい条件のプランが見つかったニッポンレンタカーにしました。8月7日13時に借りて8月10日12時に返すスケジュールで基本料金24,420円にチャイルドシートを二つ付けて2,200円、合計26,620円でした。

北海道到着から車の受け取りまで

新千歳へのフライトは5分遅れくらいで到着しました。そこから荷物をピックアップして双子のおむつ替えを済ませて、出発前にお昼を食べようと思っていたで空港のレストランエリアに行ったところ、ちょうどピークの時間でどこも満席で結局お店に入れたのは13時ちょっと前でした。車を借りる予定時間が13時だったので、遅れることを電話したところ、気にしないでゆっくり来てくださいとありがたいお言葉をいただきました。子供連れのご飯は何かと時間がかかり、14時ちょっと前に食事を終えて空港内のレンタカーカウンターへと向かいました。レンタカーカウンターは到着ゲートの近くで到着ゲートからでしたらスムーズな動線かもしれませんが、どちらかというと出発ゲートへのアクセスを重視したレストランエリアからだと少し迷ってしまい、そこそこ時間がかかってカウンターに到着しました。ここで一旦手続きを済ませ、ここからバスでレンタカーの営業所へ移動になります。ピークシーズンでしたので、バスの待ち時間は5分程度でここから10分くらいで営業所につきました。ここのカウンターで契約内容を確認し車をピックアップしていくのですが、空港で既に手続きをしているので、バスで着くとすぐにカウンターに呼ばれました。8月のピークシーズンだったので、店内はそこそこ混んでいました。そして手続きをしているうちに空港からの次のバスがやってくるくらい利用者が多い時間帯でした。

ニッポンレンタカー新千歳店

車の受け渡しはチャイルドシートをお願いしていたため、他の人よりもちょっと時間がかかりましたが、すごく待つこともなく呼ばれて、車を一通り確認して出発となりました。
今回借りた車はトヨタ ライズです。カーシェアリングでもよく使っているので、ある程度乗り馴れた車です。チャイルドシートは後部座席に二つつけてもらっています。

トヨタ ライズ

結局出発は14時半過ぎになりました。

トマムまでの道

新千歳空港からトマムまではまずは国道337号線に乗ってそこから道東自動車道に入って行きます。国道337号線もバイパス道路で高速道路のような感じです。ここはナビの案内のままに乗っていけば問題なく進めます。

トマムまでの道

道東自動車道の千歳東ICからトマムICまでは約90km、1時間ちょっとの道のりです。道東自動車道は千歳東ICから入ってすぐに片側一車線になり、しかも中央分離帯のない対面通行になります。所々追い越し車線がありますので、前の車が遅い時などこれを待つ必要があります。この追い越し車線も距離が長くないので、前の車を抜く気があるときは車線が現れてからすかさず出ていかないと後続車が追い越しに来たりするので抜くタイミングを逸してしまいます。
中央分離帯のない対面通行の高速道路もあまり慣れていないので気を使いました。中央分離帯がない分車線のちょっと左側に寄り気味になるのですが、トヨタ ライズには安全機能で車線キープ機能があり、これによって車線の真ん中に戻されたりアラートがなったりでこちらもちょっとすり減る気がしました。
トマムが近づいてくると山がちになるのでトンネルが続きます。一個のトンネルも4kmを超えたりと長く、これが連続してくるので、風景も変わらずちょっと退屈な感じでした。
道東自動車道の1時間ちょっとのドライブは、ここに書いたような理由から想像していたよりもしんどかったです。
トマムICを降りてリゾナーレまでは7kmちょっとでした。星野リゾートの看板が出ているので、迷うことなく行けると思います。リゾート内に入ってからも、リゾナーレまでの案内が出ているので、それに従って行けばいけると思います。途中のザ・タワーの駐車場あたりがちょっと分かりにくいかもしれませんが、ザ・タワーの駐車場はそのまま突っ切ってください。リゾナーレに着くと一旦エントランスを素通りして突き当たりでぐるっと向きを変えて車止めに停めます。ここもホテルのスタッフが案内してくれます。ここで荷物と同乗者を降ろし、リゾナーレの駐車場に車を停めに行きます。ピークシーズンでしたが駐車場にはそれなりに余裕がありました。
渋滞するようなところは特になく、新千歳から1時間半くらいでトマムに着きました。新千歳を出たのが2時半過ぎでしたのでトマム到着は4時過ぎでした。結局電車でくるのとほとんど変わらない時間に着くことになりました。

帰り

帰りは行きに来た道を逆に戻って行きます。9時に出るつもりでしたが、なんだかんだで出発は9時半くらいになりました。子供連れは想定していたよりもちょこちょこ時間がかかりますね。
帰りの道東自動車道も長いトンネル、片側一車線、対面通行と行きにしんどかったものは変わらず、それに加えて大雨でした。ワイパーを最大で動かさなくてはいけないくらいの大雨での高速道の運転はかなり気を使いました。
帰りも渋滞するようなところはなく、11時前には着けそうだったのですが、空港近くの道の分岐がややこしく、2回ほど間違えて11時10分くらいにレンタカーの営業所に着きました。カーナビの案内に従っていたつもりなのですが、気がつくと違う方向に向かってしまっていて、土地勘がないからちょっと難しく感じました。
レンタカーの返却は午前中に返却する人が少ないので至ってスムーズでした。空港へのバスも僕たち以外は乗っていなかったのですが、来る人が多いためすぐに発車してくれました。空港には11時半前に到着しました。

給油

トマム近辺には毎日開いているガソリンスタンドはありません(特定の曜日の特定の時間に開いているようですが、僕が通りかかった時間では開いている様子はありませんでした)。北海道での運転の注意として、ガソリンスタンドを見つけたら必ず入れておくことというようなこともよく書いてあります。給油に関してはちょっと注意していたのですが、実際はそこまでではなかったかもしれません。
新千歳からトマムまでは、今回借りたライズでは8個のガソリンタンクのメモリのうち、2個下がるくらいでした。トマムから富良野の往復も同じくらいでしょうか。
富良野の市街地近辺にはそこそこガソリンスタンドもあり、1回目の給油はそこでしました。この時は12Lで2,000円くらいでした。2回目の給油は返却まえで10L弱で1,700円弱でした。単純に新千歳とトマムの往復だけでしたら途中の給油なしで行けそうでした。
レンタカーは基本的に満タン返しなので返却前の給油は空港近くのガソリンスタンドに寄りました。実はニッポンレンタカーの新千歳店はそこで給油してもらうこともできて今回そうしようかと思っていたのですが、新千歳空港近辺で道に迷ってしまい、ちょうどガソリンスタンドに通りかかったので、そこで入れました。

最後に給油したガソリンスタンド

結局一番良い移動手段は?

今回レンタカーを借りましたが、道東自動車道の運転がちょっとしんどかったので、早朝に起きなくてはいけない雲海テラスは諦めるなど無理な行動は避けてしまいました。新千歳とトマムの間の移動が電車であればこれをチャレンジしたかもしれないので、ちょっともったいなかったかもしれません。
一方、富良野の方まで足を伸ばせたのは車を借りていたからですし、幼児を連れた移動は車があれば乗せてしまえば周りを気にせずにいける気楽さがあります。
普段から乗り慣れている人であれば、空港とホテルの間の移動も大した距離ではないので気にならないかもしれませんね。
ちなみに、リゾート内にトヨタレンタカーの支店があるので、空港・トマム間は電車、トマムから足を伸ばす時だけレンタカーみたいなハイブリッド案もあるかもしれません。